前回に引き続き、和装コーディネート例のご紹介です。
>>前回の記事はこちら
第一弾は「クール」なイメージの和装でしたが、第二弾は「ナチュラル」をテーマに可愛らしい&柔らかい雰囲気のコーディネート例です。
Contents
1.白無垢
白無垢と、3種の掛下を合わせたコーデをご紹介
1-①.白無垢×色掛下(グリーン)
1-②.白無垢×色掛下(ラベンダー)
1-③.白無垢×白掛下
2.色打掛
色打掛とグリーン/ラベンダーの掛下を合わせたコーデをご紹介
2-①.色打掛(くすみブルー)×色掛下(グリーン)
2-②.色打掛(黒)×色掛下(グリーン)
2-③.色打掛×色掛下(ラベンダー)
3.黒引振袖
1.白無垢
真っ白ではなく、少し黄色がかった生成り色の白無垢。
肌に馴染みやすく、柔らかい印象を与えてくれます。
3種類の掛下と合わせたコーディネートをご紹介。
1-① 白無垢×色掛下(グリーン)
まずは、グリーンの掛下に、ゴールド&深緑色の重ね襟を合わせたコーデです。
こちらの掛下はいわゆるアースカラーで、落ち着いた印象。
渋い色味ですが、森ガール的な()ナチュラルなカラーがお好きな方におすすめです!
【image】シンプル・ナチュラル・大人っぽい
1-② 白無垢×色掛下(ラベンダー)
次に、ラベンダー色の掛下とゴールドの重ね襟、シルバーの懐剣・筥迫(はこせこ)を合わせました。透明感のあるコーデです。
グリーンの掛下(1-①)をラベンダー色に変えると、渋みに甘みが加わった感じになりました。
【image】シンプル・ナチュラル・大人可愛い
ヘアのヘッドパーツは、シンプルにユキヤナギのみ。
ちらっと見えるグリーンがとても爽やかで、上品に見えます!
1-③ 白無垢×白掛下
最後に、白の掛下と青緑色の重ね襟、ベージュの懐剣・筥迫(はこせこ)を合わせました。
重ね襟が差し色になり印象的です。
今回は青緑色を使用しましたが、暖色系など違う色味にされても雰囲気が変わると思いますので色々合わせてみてください!
【image】ナチュラル・シンプル
ヘアアクセサリーはÉtendue(エタンデュ)さんのハンドメイドアクセサリーを使用しています。
2.色打掛
グリーンとラベンダーの掛下に、色打掛を合わせたコーディネートを3パターンご紹介いたします。
2-① 色打掛(くすみブルー)×色掛下(グリーン)
まずは、グリーンの掛下、ゴールド&深緑色の重ね襟に、くすみブルーの色打掛を合わせました。
色打掛には柄も色もたくさん入っていてコーディネートが難しそう…というイメージがあるかもしれませんが、色打掛に入っている色と同系色のものを合わせると良いですよ。
この掛下なら、色打掛の邪魔をせず上品に存在できています。
【image】可愛い・ナチュラル・大人っぽい
ヘアは緩めのスタイル。水引のようにしなる花材に、桐の実を少し足しています。
2-② 色打掛(黒)×色掛下(グリーン)
次に、2-①と同じグリーンの掛下に、黒の打掛を合わせました。随分印象が変わります。
黒はクール系の方が似合うイメージかもしれませんが、こちらの打掛はクール過ぎず、色とりどりのお花が描かれていて可愛らしさもある御衣装です。
お淑やかな抹茶色の掛下が朱色を引き立てます。
【image】かっこ可愛い・大人っぽい・華やか
最近はブーケの代わりに枝物を持ちたいという方も増えてきています(写真はネコヤナギ)。
2-③ 色打掛×色掛下(ラベンダー)
最後に、ラベンダー色の掛下とゴールド&赤紫の重ね襟、シルバーの懐剣・筥迫(はこせこ)と、柔らかい色味の色打掛を合わせました。
打掛も掛下も柔らかい色味の場合、一つ締まる色が入っていた方がバランスが良くなるので、赤紫の重ね襟を足しました。
このように和装は、足したり引いたりしてバランスを見ながらコーディネートを楽しむこともできます。
【image】ナチュラル・可愛い・柔らかい
3.黒引振袖
最後に、黒引振袖のトータルコーディネートをご紹介いたします。
黒は黒でも、前回の第一弾でご紹介した黒引振袖とはまた異なり、着物の柄がレトロでとても可愛い!
そして小物は、青緑の重ね襟、緑の帯揚げ、ゴールドの帯、赤とゴールドの懐剣・ハコセコ・帯締めを合わせました。
赤と緑は補色の関係でおしゃれな組み合わせですが、そこにゴールドを入れてバランス良く。
【image】大人可愛い・かっこ可愛い・華やか
※なお、こちらの引振袖は通常より丈が短く、身長の高い方だと引き振れない可能性があります(モデルさんの身長は160cm前半)。
ヘアはタイトめに。
ネコヤナギやスターリンジャーなど枝物と葉脈のようなドライの花材を組み合わせて個性的に。
以上、第一弾と第二弾でテーマを変えて和装コーディネート例をご紹介させていただきました。
王道なスタイルも良いですが、前撮りやフォトウエディングでは、少し遊び心を入れて、コーディネートを楽しんでみるのはいかがですか?
御衣装のご試着・ご相談はお気軽にお問い合わせください。